背景


インフルエンザの症状には,ほかの風邪と比較して発熱と咳の頻度が高いものの,その他に著しく異なる特徴がある訳ではありません(SA Monto et al. Clinical signs and symptoms predicting Influenza infection. Arch Intern Med. 2000:160; 3243-3247).これは新型インフルエンザ(swine type H1N1)であっても同じです.診断にもっとも有効な情報は流行状況であり,同じ風邪症状で受診した人であっても,流行期になればインフルエンザの頻度が著明に上昇し,流行の終了と共に著減します.したがって流行期以外の時期には,検査に伴う費用負担や苦痛を考慮し,当院では積極的には検査を行ってはおりません.しかし患者さまの希望があれば検査を行いますので,その旨を必ずお申し出ください.